4時間超え

打合せメモ。 間取りにもう一点修正をお願いする。

一階に本棚スペースが取れなかったので、二階廊下に持ってきて、その分じわっと寝室を小さくしたので、最終的にウォークインクローゼットにしていた所との壁を、一本柱を残して無くすことに。間にはオープンシェルフを置いて軽く間仕切るかな。風の通りも良くなるしコストダウンにもなるし一石二鳥。壁をギリギリまで減らす感じになってるなあ。

また、窓の量を減らしたので、一応CGを見て一階リビングの日当りチェック。良い感じ。畳スペースの高さを再検討。で、やはり20cmで良いんじゃないかなあと。テレビを観るのに40cmが良いかも、と言っていたんだけれど圧迫感が出る気もするし、出入りのし易さを優先。

後は、気になっていたロフトの壁の高さを調節したり、窓の高さを調節したり。

その後は、キッチンのクリナップの営業さんがいらしてたのでプレゼンを受ける。 流レールシンク、ステンレス引出しが今度から標準設定になるそう。ステンレスの引出しと、水道の蛇口と浄水器の蛇口が近くなるのは良いなあ。あと、提案工事だけれど、洗エールフード凄い…でも壊れたらヤダな〜。

打合せで確認し忘れることが多いので、今回からTrelloに質問・確認事項をリストアップして一個ずつチェックしながら話をしてみた。

気が付いたら4時間越え。子どもたち良く耐えてくれたよなあ…。プレイコーナーも充実しているけれど流石に飽きているので、次回は何かネタを仕込んで行かなきゃ可哀想だなあ。

間取り百本ノック

これまでの経緯を経て、晴れて住友林業さんと12月末に契約した時、割引きした代わりに今年中に、出来れば9月までに建てようね、というお話がありまして。

ざっくり言うと、1月中に間取りを固めて、残り諸々を2月〜、4月末には最終合意。という、強制では無いけれど出来ればそれを目処に、というお話。

うん。まあ分かるよ。お仕事だもんね。

ハウスメーカー選定の時に思い至ったんですが、自分のこれまでのデザイン業務(デザイナーの端くれです)を考えたら、担当の設計士さんが我が家にかけられる時間って一週間に付き1日も無いぐらいの筈なんですよね。たぶん。

ということは、下手な鉄砲でも自分で間取りのスケッチ、書けるだけ書いて、がつがつ案出しするべきだなあと思い至りまして。

感覚が分からない最初はイラレで1/100のパーツを作成してああだこうだとこねくり回し、1月に入ってからは手描きでざくざくと。

百本はホラ吹き過ぎですが、パース画とかも含めたら、50枚ぐらいは書いたかなあ。お陰で、「奥さんどんどん上手くなってますね〜」って設計士さんに言われてしまったぐらい。 “間取り百本ノック” の続きを読む

読んだ本

家を建てるに当たって色々な本や雑誌に目を通しましたが、その中でも秀逸だなと思った本をご紹介します。

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お家づくりを真剣に考え出すと皆さん辿り着く本とさえ言えるかもしれない、定番ベストセラーシリーズ。
全部読む必要は無いかもしれないけれど、読みやすくイラストもかわいい。
ちょっと時代を感じるところもあるけれど、家づくりの基本には変わりないと思います。どちらかに目を通しておくことをオススメします。

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前述の2冊が家づくりの原理原則を設計するという段階でアカデミックに説いてくれているとすると、こちらは家づくりの根本から精神から紐解いてくれる感じ。土地探しや予算に頭を痛めていた時に読んで「私はなぜ家を建てるのか」という大前提をしっかり考えさせてくれた本です。もちろん具体的な例もたくさん載っています。巻末付録も必見。何度も読み返したい本。本音を言うと時間がゆるせば著者に設計を頼みたいと思ったくらいです。

他にもいくつも、建築家として素敵なお家を建てている方々がいい本を書かれているので、先ずは書店で気になった一冊で良いので目に通してみることをオススメします。何冊か読むと、建築家それぞれの考え方があること、家づくりには正解は無いけれど守ったほうが良い原則はあること、ハウスメーカーの設計士さんの言うことが全部正しいとは限らないことや、逆に本の知識が現状に合わないこともあること、色々分かります。

一世一代の家づくり、後悔しないように最後まで気を抜かずに楽しみつつ学んで行きたいと思います。

これまでの経緯

先ずはSUUMOとにらめっこ

第一子の小学校入学を前に家を買う決意をした我が家ですが、さてはて新築・中古マンションか、あこがれの一戸建てか、それともいっそ土地から?という感じで全く方針もエリアも決まらぬままSUUMOアプリとにらめっこして1年が過ぎ。

2015年9月頃、ようやく実際の物件を見始めてぼちぼち学び始めました。建売を売りさばく不動産屋さんに「建売買う人は10年で買い換える人も多いんですよ」と嘯かれて「???」。

やはり買うのならちゃんと建てたいという思いが強くなり、住宅展示場に足を踏み入れることに。展示場の若手の営業さんには「勉強しに来ました」と堂々と言い切って、ローンのいろはやら何やら教わりながら、本を読んだりネットを見たり、でハウスメーカー選定開始。それが2015年の10月頃のことです。

家は家具とは違うのか

Casa Brutusが好きな夫婦なので一番の憧れ?は今を時めく建築士さんにお願いして…なんてのも過ぎりましたが、小学校入学(2017年4月)というリミットがある我が家には、ちょっと時間が足り無さそう、ということで断念。

それじゃあと、アウトドアが好きだしとログハウスのBESSが目に止まりカタログを取り寄せるものの、市街地ではちょっと現実的じゃないし耐震が不安だなあと。

家って家具のように好みだけでは買えないな、と思いました。

やはり地震が怖いし。 安全性、耐久性、保障等々。 もちろんお値段はなるべく抑えたいところだし。 何に重点を置くべきなのかを悩みに悩んで。 木造がコスト的にも好みとしても性能的にも良さそうだなという方向性は見えてきて。

最終的に候補に残ったのは、全体的にバランスが良くデザイン力もあって営業さんが凄くいい人だったエス・バ◯・エルさんと地元の無垢材にこだわった工務店さん(単価は大手ハウスメーカー並)、そして住友林業さんでした。ああどうしよう。 “これまでの経緯” の続きを読む