こんにちは、みみです。
前回から物凄い時間が空いてしまいましたが、ポケット芯地でカーテンを縫う方法の縫い方編です。ようやく書けたので公開します。測り方編(1/2)はこちら。
ともかく縫ってみよう!
測り方では、なんだかもっすごい難しい事をしているような気がしますが、縫ってみればなんてことは無いシンプルな作りなのです。早速やってみましょう!
測り方で出した必要なカーテン生地の横幅(W)に合わせて生地を用意してください。(必要に応じて生地を縫い合わせる必要もありますが、ココでは布幅=Wで作っています。)
1. ポケット芯地をカーテン生地に縫い付ける
まずはポケット芯地をカーテン生地上部に縫い付けます。(ここでは両端の縫い代をそれぞれ3cmとして作っています。)
今度は、折り返して反対側を縫い付けます。
2. 横を三つ折りにして縫う
3. フックを取り付けて、裾を最終調整します
(と、ココから引越しのドタバタで写真をちゃんと撮っていませんごめんなさい。)
ポケット芯地にフックを取り付けます。ここではBフック(Bカン)を取り付けています。
フラットカーテンなので、フックの間隔はお好みで・・・ここでは2個飛ばし(12cm間隔)で付けています。
まだ裾を始末していませんが、そのまま該当の窓にかけてみます。(ここから先は普通のカーテン作りと何も変わりません)
この状態で、最終的な裾の位置を決めて、3ツ折りにして、まち針で留めていきます。こんな横ボーダーの布でフラットカーテンなら最終確認無しに裾を縫ってしまっても大丈夫だと思いますが、ヒダがあったり無地の布だと、実際に窓にかけて長さを見ながら裾を決めるほうが絶対良いです。
4. 裾を始末する
まち針を目印に、裾の三つ折りを縫って完成です!
三つ折り部分にカーテンウェイトを仕込んだり、縫い目が表に出ないように縫ったり、色々な方法があるのですが、ここではダーッと表から直線縫いです。布が帆布なので、そのほうが似合いそうだなと。
おわりに。布のこととか。
要するに、計算とか面倒なので、なるべく大きな生地幅の布を探して来て、それに合わせて縫っちゃえー、てな感じです。フラットカーテンなら此れで何とかなると思います。
ざーっと書いてみましたが、これは果たして何方かの参考になれるのだろうか…。あくまで我流なので悪しからず。おかしなところがありましたらコメントなどいただければ嬉しいです。
いきなり掃き出し窓用やがっつりヒダの本気モードのものを縫うのは、ちょっと大変さがあると思いますが、トイレとかの小さな窓用をコットンで縫うのなら半日もかからず直ぐできちゃう簡単さなのでオススメです。レッツトライ!
ちなみに今回使った布はこちら。のターコイズ。
糸はこちら。の生成りです。帆布は糸と針(とアイロン)さえしっかりしてれば、直線縫いしやすく裁断しやすく丈夫で長持ちなのでオススメです。もちろん、便利な加工の施されたカーテン生地も捨てがたいのですが、中々良いデザインのものが見つけられなかったり、素敵でも海外製で高級過ぎたりで今回は見送りました。
それでもけっこう良い帆布を使ったのですが、オーダーする事を考えると半額以下。窓7箇所分で少なくとも10万ぐらいは節約できました。
それだけ、オーダーカーテンというのは人件費と手間がかかるという事なんですよね。プロの仕事には到底叶いませんが、二階のお部屋(プライベートスペース)くらいなら気楽に使えて楽しいかと思います。
こうしてブログに書いておけばデザインに飽きた頃にまた掘り返して縫えるかな〜(ってその前にまだレースカーテンもタッセルも縫ってないんですがね…)。