こんにちは、みみです。子どもを差し置いて、黒板で遊ぶの楽しくてしょうがない今日この頃です。
今日は屋根のことについて書いていなかったので思い出して書いておこうと思います。
間取り百本ノックをやっていた頃、私の頭の中にあったのは緩い勾配の片流れのおうちでした。
光をなるべく取り入れてスッキリしつつも北側斜線制限を避けながらも空間をなるべく広くしたい一心で描いたものですが、これがまた設計士さんを困り顔にさせてしまったポイントでした・・・。
屋根は形でお金が変わる
屋根の形は大きく分けて寄棟・切妻・片流れの3つ(他にも種類はあります)。スミリンさんでは寄棟が標準?で、切妻 < 片流れの順で費用が上がるそうです。なんでも壁が増えるから、とのこと。つまり内部空間が大きくなるからその分部材が増える、ということかな?と解釈しました。
屋根は勾配でお金が変わる
また、屋根の勾配も制限があって3寸(記憶が曖昧ですが其のぐらいの数値だったかと)が限界なんです、とのこと。殆ど平らに近いものも見かけるのでなぜかな、と思ったんですが、恐らくBF-Siの仕様となっている屋根素材だと限界の勾配があるんだと思います。また意匠に拘ってあんまり緩やかな屋根にすると水はけや雨仕舞という機能の面で不安が出てきます。逆に急な勾配でも、大工さん?の安全に関わるとかで工賃が変わるらしいです。
でも寄棟って軒が無いとイマイチきまらないよね・・・
寄棟が基本のスミリンさん、流石は日本家屋担当ですね、という感じですが、愛しの我が家は30坪の狭小地に建てねばなりません。
こんな感じの思い切ったデザインにするとかしなければ、狭小で軒を出すのは至難の業。
でも片流れは北側斜線制限と勾配の制限を考えると無理。ロフトの通気を考えて招き屋根とかも考えたりしましたが、あまり高さが出せないということもあり、切妻でいくことに。そうすると2階の北側の天井が若干下がるのですが、それを犠牲にしてでも微妙な形の屋根は避けたいという気持ちが勝ちました。
この屋根の形についてこだわったのは私のみで、夫は何がNGで何がOKなのかが分からないという感じでした。設計士さんも営業さんも、よく見える南側や東側にこだわるのは分かるけれど、普段見ることのない北側は別に・・・という論調でした。結局決まった形はシンメトリーな切妻では無い(北に長い)ので、人によっては微妙と思われるかも知れなません。好みの問題、とも言えます。うちの場合は「切妻」だったということで、お家によって色々でしょう。
あと屋根の形にも関わる点で、建物はなるべく四角い方がお金がかからないらしいです。凸凹させちゃうとその分お金がかかるので、こだわりが無ければお豆腐型が一番らしいです。
ということで記憶を頼りに書いてみました。(あくまで私達(BF-Si)のケースでの話ですし、今更屋根の話を蒸し返したら設計士さんビックリすると思うと改めて聞けないので、気になった方は担当の方にご相談してみてください。)
参考URL
屋根の種類を全部見せます!選ぶ際に参考にすべき2つのポイント
http://roof-partner.com/roof-kind-3635
・・・屋根の修理屋さんの視点での話になっていますが、屋根の種類について基本がわかるページです。
スミリンさんのページも探したのですが、公式ページ見つけられませんでした。ブログを見ていても、屋根の素材の話は結構ありますけれど形の話は少ない気がします。広いお家が多いから寄棟であまり問題ないのかも知れないですね・・・汗