こんにちは、みみです。
家づくり真っ最中で、まだまだ悩んだり憤ったりため息を付いたり弱音を吐いたりしまくりの毎日ですが、どうせなら楽しんでやりたいなあと思って色々と足掻いています。そんな私なりの、家づくりを楽しむ方法をご紹介してみたいと思います。
今日はイメージボードの作り方。
イメージボードという手法は何となく知っていても、プロや美大生でもない限り、実際手を動かして作ったことのある人はそんなに居ないんではないでしょうか。でも、今は素敵なWEBサービスが沢山あるのでそれらを活用して簡単にイメージボードを作ることができます。
其の一:Pinterest、Houzz、RoomClipなどのサービスにサインインする
イメージボードを作る第一歩はイメージを集めること。なので、まずはお気に入りのイメージを集めるためにオススメなサービスを3つご紹介します。
pinterest
https://jp.pinterest.com/
ピンタレストはInstagramほど日本では有名じゃないかも知れませんが、ある目的のイメージを集めることに関してはとても優れているサービス。家だけでなく様々なジャンルのイメージを見ることが出来ます。既に集められているボードをチェックするだけでも参考になります。自分でボードを作って集め始めると、Related Pinsとして、その画像に関連したイメージを自動で集めてきてくれるので、ぴったりのイメージをどんどん見つけられるのが楽しいです。
Houzz
http://www.houzz.jp
Houzzは家づくりに特化したサイトで、画像だけでなく家づくり役立つ記事なども読めます。キッチン、ベッドルームなど細かいカテゴリに分かれて探せるのも良いし、プロが撮った美麗な写真が多いのが特徴。海外・日本問わず多様なデザインが見れますし、実際に担当したプロと連絡を取ることも出来ます。
RoomClip
https://roomclip.jp
日本のサイト。戸建て・マンションだけでなく一人暮しのお部屋も含まれていて、そのお部屋の主が写真をアップしているので実録感が凄い。DIYをしている人が多いのも特徴かも。プロ写真では中々出てこないピンポイントのイメージを見つけられます。
どのサイトも無料ですし、最初はアカウントを作らなくてもイメージをガンガン見ることができるので気軽にチェックしてみてください。
其の二:キーになる写真を決めて再編集してみる
・・・本当は、これらのサイトを利用して好みのイメージをどんどん集めていけばイメージボードはほぼ出来たようなものなのですが。
問題は、どうやって担当者さんに見せるのか、ということ。スミリンさんは、社内で閲覧できるWEBサイトがかんなり限られるのでPinterest、Houzzは見てもらえませんでした(RoomClipは未確認)。もちろん、Houzzに登録しているようなWEBに強い建築家さんやメーカーさんなら問題ないところなのですが、大体の大手メーカーは無理なんじゃないかなあ。
ということで、私の場合、最初はHouzzの印刷用ページをPDF化してメール添付で送り付けたりしてみました。・・・が、画像がちっちゃいために、なんとなーく雰囲気が分かるような資料にしかなりませんでした。
しょうがないので、スミリンさん用に1枚1枚画像を再編集してPDF化しました。キッチン・ダイニングとチョークボード、ベットルームなどに分けて作成。以下の画像はその一部です。
私はIllustratorで作ってPDF化したのですが、Wordでもなんでも慣れているツールで良いんでは無いでしょうか。綺麗に縦横並べても良いし、メインのイメージがあるなら強弱を付けて配置しても良いし。一緒に実際に置く予定の家具とかも並べてみたり、好きなカラーパターンを置いてみてもイメージが湧きやすいかもしれません。
手間ではありましたが、単純に集めるだけでなく更に自分で再編集する、という手順がイメージボードの肝でもあるのでオススメです。ぼんやりとある自分の理想がよりクリアになったり、あまりイメージが固まっていないポイントなどが把握できます。
私の場合は、キッチン・ダイニングの「ブルックリンスタイル」のうち、「サブウェイタイル」「ホーローのランプシェード」「キッチンカウンター」のイメージが強いのがわかります。あと、ベッドルームのイメージがあまり固まっていないことも(笑)
一度作っておくと後で助かる、はず!
私はインテリア担当の方と気が合った(と勝手に思っている)ので作る元気があったのですが、そこまでするの?という心地の方もいらっしゃると思います。
でもこれ、作っておくと、忘れた頃に打合せで役に立つと思います。すでに3、4回ぐらい助けられました。ついこの間の打合せでも、タイルの目地のイメージを確認できて助かりました。あと作っているときは考えもしなかった巾木の色決めとかの参考になったり。また、担当者さんは複数案件持っているので、施主の理想を印象付けるのにも役立つと思います。
ただし画質にはお気をつけて。担当者さんに寄ると思いますが(iPadなどデジタル活用タイプかアナログタイプかなど)大抵プリントアウトされると思うので。
貴方の家づくりが楽しいものになるように願ってます!
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