こんにちは、みみです。
黒板塗料が乾く間に、昨日の現場で発覚した衝撃のお話を書いてみます。って言っても、まあ結構あるあるなんでしょうか。いやレアケースと願いたい。
昨日は窓が入っていたので、喜びいさんでパシャパシャ撮っていたのですが、ふと旦那さんが
「あの窓あんなに低いんだっけ?」
とぽそり。見ると、キッチン前になる予定の窓を指して小首をかしげています。(今思えばフラグ過ぎる。)
・・・え?まってまって。と前に立って確認してみる。キッチンの窓の位置はこれまた設計士さんを困らせたポイントで。何度も確認して手書きの図面まで書いてくれたところ。しかも着工合意後の変更点だから赤字だし間違いようがな・・・いやまて。ほ、ほんとに低い・・・んですけど!
大工さんがすぐに生産さんに電話をしてくれて確認作業に。と見せてくれた大工さんの図面が・・・図面が・・・なんか白い!
実はうちの図面をまだブログにアップしていないのは、物凄く書き込みが多くて真っ赤かだから。着工合意後の変更点がいっぱいあるのです。(着工合意後の変更は何故かデータ入力出来ないらしく手書きの赤字修正となります。)
というのも土地の決済のため、コレで一旦着工合意取りますけれどまだインテリアもあんまり決まってないし内装は変わって大丈夫ですからねー窓の微調整ぐらいも出来ますよーぐらいの勢いで着工合意になったのです。なので赤字修正が鬼のように入っています。でもその、キッチン窓の修正の打合せしたのは4月初旬。今は5月中旬。他の打合せも2週間前ぐらいに終わってて一日前とかじゃないですよ?
なのに、大工さんの持っていた図面はモノクロ印刷なんだけれど、どう見ても書き込みが少なくて白い!つまり、大工さんに届いていた図面が最新のものでは無かったという衝撃の事実が発覚。
大工さん、さらに青くなる。いや大工さん何にも悪くないていうか一番の被害者だこれ・・・。聞けばこの窓の寸法も図面と違うからはめ込むのにひと騒動あった後らしい。うわー。軒天の変更で朝も一悶着あったそう。もちろん他の修正箇所もポロポロと。キッチンの吊り戸棚無くなったのも伝わってなかったよ・・・。
どうも、設計士さん→生産さん→伝言板という名の謎内部システム→生産さん2?→大工さんという図式らしいのが分かりました。
・・・誰がミスったかとか、これはもう、そういう問題ではないです。完全にシステムが悪い。着工合意を急がせたり、工期もなるべく縮めたり、色々と経営合理化を図るとかね、それは分かります。百歩譲って理解できます。
でもそれで現場に皺寄せ行くのは目に見えてんじゃん?ミスが起こりやすいのも目に見えてんじゃん?なのに半端にIT化して適当な伝言ゲームをやらせるから余計にミスが増えるんじゃん?赤字修正に徹するなら現場に持ち込んで大工さんに直接説明ぐらいするべきじゃないの?若しくは設計士さんから生産さん〜大工さんその他までに一斉連絡行くシステム作れ。アホか。
・・・失礼、熱が上がりすぎました。
兎も角、今回の事で良く分かったのは着工合意は凄く大事、ということです。安易に合意してはいけません(普通はしません)。いや別に、そんなに安易なつもりも無かったんだけれど・・・。ちゃんと説明は聞いたはずなんだけど・・・。
なんか、他のブロガーさんの記事を読んでちょっと不安にはなっていたんです。とうとう着工合意、これで最後だ、見落としはないか?!ぐらいの温度感じゃないですか?どうも、うちの場合と違うなあ・・・と。
今も、照明の修正するかしないかの話をしている箇所が残ってて、絶対現場大変だから急いで決めなきゃと思うんだけれど急かしても見積り中々出てこなかったんだ・・・。たぶん、皆さん完全なオーバーワークなんだと思うんだけれど、現場と打合せとの温度差も酷いなあと思う。というか、皆さん(大工さん除く)、ふわ~っとしていて責任所在が曖昧な感じ、あゝニッポンの企業だなあと毎回思います。褒めてないよ。あと皆さんかなりのメール下手なの、なんとかならんかな・・・。
ゆるふわなのはきこりんだけで充分です。がんばれスミリンさん。負けるな私。まて次号。